お迎えにあたって
ワンちゃんを迎えたら
【子犬を家に迎えた日】
子犬は出生時からこれまで仲良く遊び体を寄せあって眠った兄弟姉妹と、いきなり別れさせられます。
突然見知らぬ人の手に抱かれて、未知の世界へ連れて来られたのです。
知らない場所、知らない人たちに囲まれとても不安です。
しっぽを振って愛嬌をふりまいていても、実は不安でいっぱいなのです。
また、しっかり歩いていても中身は人間の赤ちゃんと同じです。
いろいろな点でケアすることが必要です。
子犬は皆さんが思っている以上にデリケートです。
大きな精神的ショックを少しでも和らげて新しい環境に慣れさせ、不安感を取り除いて
あげることが大切です。
子犬は何処に?ケージ・サークルを設置する
犬のサイズに合わせたケージやサークルを設置してあげましょう。
子犬には安心してくつろげる場所が必要です。
全く知らない環境に来たわけですから、特に家や飼い主に慣れないうちは子犬が安心してくつろげたり、休めたりするスペースが必要です。
手足を伸ばして横になれるサイズのケージやサークルなどを用意しましょう。
人の出入りが多い玄関やドアの近くは子犬が落ち着かないので避けましょう。
子犬はひとりぼっちにされることが苦手です。
誰もいない部屋などではなく、常に誰かがいるリビングの片隅などに設置するといいでしょう。
日当たりや風通しがよく、寒くも暑くもない場所を選びましょう。
季節によって移動してもいいです。
冬場は冷えるので、ダンボールや発泡スチロールの上にケージを置いてもいいでしょう。
小型犬にはペットヒーターなどを使用してください。
子犬が安心できるように一部にタオルをかけたり、ハウスやベッドを置いたり、最初のうちは母犬の臭いがしみこんだおもちゃや服などを置いておいてもいいでしょう。
慣れないうちは少量の食べ物を置いておくと安心感が増します。
夜寝る時はベッドやハウスを自分の寝室に移動させると子犬は安心して眠ることができます。
子犬が家中をウロウロすると危険がいっぱいです。
どこで何をしているのか、いつも犬を見張っていることは不可能です。
リビング以外の部屋には行けないように入り口にペットゲートを設置すると安心です。
台所は食べ物を勝手に食べてしまわないように封鎖しましょう。お風呂やトイレも石けんや洗剤をなめないように封鎖します。
お留守番中ももちろんハウスにいれましょう。
部屋の中で犬をフリーにするのは絶対にやめましょう。しつけができていないとかなり危険です。
犬はひとりの時、ほとんど寝ています。
ハウスが好きな犬は休みたくなったら、自分が一番落ち着くハウスに自分から行くものです。
ハウスに犬用ベッドを置いてあげましょう。
※犬は囲まれた場所が安心できるという習性を持っています。つまり「ハウス」は安心できる場所なんです。
「かわいそう」という人間の思い込みを改めることが必要です。
眠らせてあげよう
この時期の子犬は1日のほとんどの時間を寝て過ごします。
可愛さの余り子犬にかまいすぎて睡眠不足にしてしまうと、食欲も落ち順調な発育の妨げになります。
部屋の片隅にバスタオル等を敷いて安心して眠ることのできるハウスを用意して、子犬が寝ている時は起こさないことが大切です。
初めは小さくてあまりにも可愛いので、抱っこしたり、じゃれあったりと、ついついかまいたくなります。
おもちゃで遊ばせたりすると、もちろん子犬も喜んで反応してくれます。
おもちゃを追いかけたり遠くへ転がすと急いで取りに行ったり…。
それが嬉しくてますます遊びが盛り上がり、いつまでも子犬の相手をしたくなります。
しかしちょっと待ってください!
そんなに遊ばせてばかりだと子犬は疲れてしまいます。
子犬の方から「ちょっと疲れちゃったから、もうやめる」という態度は取ってくれません。
飼主が遊びをやめない限り子犬は喜んで突っ走ってしまいます。
人間の赤ちゃんに置き換えてください。
一日のほとんどは眠っています。
お母さんのオッパイをいっぱい飲んだ後はぐっすり眠ります。
お腹が空いたら泣き、オッパイを飲んでまた眠る。
赤ちゃんの生活はそんなものです。
子犬の場合でも同じです。
人間の赤ちゃんも犬の赤ちゃんも、寝る子(犬)は育つです。
たっぷり眠っている間に成長していきます。
また小型犬の場合は、一度に少ししか食事を取ることができません。
食事と食事の間に空腹になると軽い栄養不良状態に陥ります。
そんな時に必要以上に遊んだとしたら…。
小さな子犬は体力も少なめです。
たっぷりのお昼寝が子犬の成長には欠かせないものです。
可愛くてついついかまいたい気持ちは分かりますが、ここは我慢をして子犬をたっぷり休ませてあげましょう。
子犬のケージをスッポリと布などで覆うのもいいかもしれません。
赤ちゃん犬を静かに見守りましょう。
これからずっと続く愛犬との生活です。
いくらでも遊べる時間は作れます。
子犬が可愛いと思うなら、子犬を休ませることも飼主の大切な勤めです。
ワンちゃんへの接し方~その他ポイント~
ひとりぼっちにしない
子犬をかまいすぎるのは子犬の体力や将来のしつけの面から考えてもよくありませんが、かまわなすぎてひとりぼっちにするのもよくありません。
子犬はいつも誰かといたいものなので、できるだけ視界に誰かしらいるようにしてあげましょう。
体罰は厳禁
人間の赤ちゃんと同じように、あらゆるものに興味を示したり口にくわえたり、トイレ以外のところで排泄をすることも当然あります。
しつけを覚える前なのでそれは仕方のないことです。
そこで激しく叱っても子犬は意味が分かりませんし、体罰を受けると人間に対して不信感を持つようになります。
犬は「現行犯」でなければ叱っても意味が通じません。
何を怒られているかわからないからです。
どうやったら誉めてもらえるのか、どうやったら叱られないのかを覚えるまでは広い心で接するのが飼い主の義務というものです。
犬を抱く
子犬を家に迎え入れてから慣れないうちに急に抱き上げたり抱きしめたりすると、子犬はびっくりしてストレスを溜めたり、排尿してしまったりします。
まだ家にも慣れていない状態で、ある日突然知らない人に抱き上げられたら驚いて当然です。
子犬はとてもかわいく、飼いはじめた当初は家族で取り合ったり、代わる代わる抱いたりしてしまいがちですが、これは厳禁です。
疲れから体調を崩して下痢や嘔吐・発熱をすることもあります。
抱くときは犬がリラックスできるようにやさしく静かに自然に抱いてあげましょう。
赤ちゃんを抱くように抱くのはやめましょう。手足が上に向くと暴れやすく、縦に抱いてしまうと背骨に負担がかかります。
前足をあなたの肩にかけるように抱っこすると、犬があなたに乗ったということになり、リーダー(アルファー)としての立場が逆転してしまうので気をつけましょう。
ボディタッチに慣らす
子犬が徐々に家や新しい生活に慣れてきたら、抱きながら撫でるようにしましょう。
子犬を膝の上にやさしく抱いて、頭のうしろからシッポに向かって撫でていきます。
シッポの部分を撫でると犬が振り返ることがあります。
犬は振り返らないとその部分を確認できず、不安になって確認しているのです。
愛情を持って優しく撫でることを繰り返すうちに、子犬も気持ちよくなっていって安心して振り返らないようになります。
そうなったら子犬とあなたとの間に信頼関係ができてきた証拠です。
頭部や耳の付近は子犬が緊張しやすい部分なので、優しく徐々に撫でるようにしていきましょう。
注意点
お出かけの際は窓やドアを締め切って行かれると思いますが、夏の室内は高温になりますので大変危険です。
熱中症にかかるワンちゃんも少なくありません。
熱中症は死に至る危険な症状です。
ハウスの場所にエアコンの風邪が直接当たらないようにすること。
※冷房を入れる場合は室内に囲いを作って冷気が全くあたらない場所を作っておきましょう。
寒くなったら非難できる場所が必要です。
※冬の場合も同じです。
ホットカーペットを敷くのであれば暑くなったら非難できる場所を作ってあげましょう。
また、この時期は誤飲が一番心配です。
口で色々な物を確認し勉強する大切な時期でもあります。
部屋のゴミ箱は、ふた付きのタイプでいたずらができないようにすること。
電気コードは犬がイタズラしないようにカバーをつけて下さい。
消しゴムなどで喉を詰まらせる危険があります。
風船などゴム製品も危険です。
風船は飲み込んでしまったとしても胃で溶けることはありませんので腸内で詰まってしまい排泄できなくなる恐れもあります。
食べてしまっても大丈夫な物以外は、ワンちゃんの手の届かない所に置くように心がけて下さい。
危険な食べ物…
●チョコレート・玉ねぎ・ネギ・にんにくなどの刺激物類
●塩・コショウ・唐辛子などの香辛料類
●ガムなどに含まれるキシリトール
※上記の物は死に至る危険性がありますので絶対に与えないで下さい。
※砂糖は別です。
夏場などはワンちゃんの血糖値が下がってしまいがちですので、夏バテさせないためにも適度に砂糖水をあげて下さい。(詳しくはワンちゃんの食事をご覧下さい)
床に犬が口に入れては危険なものを置かないようにすることも大切です。
「テーブルの上なら安心だ!」
なんて思わないで下さい。
観葉植物は毒素の強い物がありますので、ワンちゃんには届かない高い場所へ移しておくようにしましょう。
ワンちゃんとの生活
犬と私の10の約束 (原典 犬の十戒)
①私と気長に付き合ってください。
②私を信じてください。それだけで私は幸せです。
③私にも心があることを忘れないでください。
④言うことを聞かないときは、理由があります。
⑤私にたくさん話しかけてください。人の言葉は話せないけど、わかっています。
⑥私をたたかないで。本気になったら、私のほうが強いことを忘れないでください。
⑦私が年を取っても、仲良くしてください。
⑧あなたには学校もあるし友達もいます。でも、私にはあなたしかいません。
⑨私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください。
⑩私が死ぬとき、お願いです。そばにいてください。
そして、どうか覚えていてください。私がずっとあなたを愛していたことを。
犬の気持ち
犬は自分の一生をリーダーにすべて捧げます。
自分の命よりリーダーの命の方が大切なのです。
そしてリーダーが楽しいときは、犬も楽しいのです。
また、リーダーが悲しいときは、犬も悲しいのです。
なぜリーダーは楽しいのか?
なぜリーダーは悲しいのか?
そういうことは考えません。
リーダーの気持ちはそのまま犬の気持ちになります。
もし飼い主であるあなたが、愛犬にリーダーだと認められたとしたら・・・
愛犬は命をかけてあなたに従います。
あなたのさまざまな感情は、ぜんぶ愛犬の感情です。
愛犬を幸せにするのも、不幸せにするのも全てあなたの心しだいです。
人間も犬も心が大切。
心と心が結びあえば、飼い主さんと愛犬の絆はグッと深まります。
どんなことでも乗り越えられます。
愛犬は命なくなるその瞬間まで、あなたの喜ぶ顔を見るために精一杯努力します。
犬は命が消えるその瞬間まで飼主の気持ちを気にします。
あなたが泣きながら愛犬を見送ると、犬はあなたのことを心配しながら亡くなります。
カーミングシグナル
カーミングシグナルとは、犬はもともと群れで生活する動物なので、無駄な争いをしないで平和に暮らす手段を持っています。
お互いに尊重し合い、平和に過ごしましょうというサインを交わし合うことができます。
それがカーミングシグナルです。
犬のカーミングシグナルには、『私はあなたを攻撃しません。
落ち着いてうまくやりましょう。
私も落ち着くようにします』という意味が込められていて、犬が何らかのストレスを受けている時に平和に過ごそうとカーミングシグナルを出していることが多いです。
カーミングシグナルの動作カーミングシグナルはボディーランゲージによるもので、以下のような動作があります。
◇床の臭いを嗅ぐ
◇身体を振る
◇耳をかく
◇舌を出す
◇あくびをする
◇横を向く
◇しっぽを激しく振る
◇排尿をする
これらの動作のうち、いくつもあてはまる動きをするようでしたら、それは犬がカーミングシグナルを出しているということです。
あなたが気づかないところでも犬はストレスを感じているのかもしれません。
こういった犬からのサインを見逃さないようにしてあげましょう。
犬のアルファ療法
犬と楽しく平和に暮らすためには、飼い主であるあなたが尊敬されるリーダー(アルファー)になる必要があります。
犬はもともと集団で群れを作って生活する動物ですから、優秀なリーダーには喜んで従います。
アルファ療法とは、あなたが飼い主として尊敬されるためのしつけです。
アイコンタクトをする
最初は食べ物を使って、犬の目線を自分の目線と合わせるようにして名前を呼びます。
慣れてくると名前を呼んだだけで目線をこちらに向けて、飼い主の行動に注目するようになります。
マズルコントロールをする
犬の口先(マズル)の部分を触らせてくれるようにしつけをします。
これができるようになると、犬が飼い主を信頼してくれる第一歩となります。
抱きかかえる
犬を抱きかかえるという行為は、飼い主の方が強く、犬を守れるという意味があります。
毎日犬を抱きかかえて、飼い主の方が優位であるということを教えましょう。
大型犬の場合は、うしろから馬乗りになるようにして、前足を持ち上げるようにします。
ただし、犬の前足が自分の肩にかかると、それは犬が飼い主に乗っているという意味になってしまい、立場が逆転してしまうので気をつけましょう。
犬の希望は指示に従ってから聞く
犬が遊んでほしい、撫でてほしいと寄ってきたり、おやつをせがんだりした時、つい可愛さゆえに希望を叶えてあげてしまいがちですが、その前におすわりやフセなどの指示をして、それに従ったご褒美として希望をかなえてあげるようにしましょう。
そうでないと、犬にとって何でもいうことを聞いてくれる存在だと思われてしまいます。
食事の順番は飼い主が先
もともと群れで生活していた犬は獲物をしとめた際、まずリーダーが食べ、そのあと残りの犬が食べます。
犬にとって食事の順番は大切で、子犬のうちはエサを与える前に飼い主が食事を始めるようにしましょう。
遊びでも飼い主が勝つ
特に子犬の場合、じゃれあって遊んでいるときに、寝っころがった飼い主の上に犬をあまり乗せないようにします。
この体勢は犬が飼い主より上だということを意味するからです。
またボールで遊んだ時も、最後は必ず犬の見ている前で飼い主が片付けるようにします。
仰向けにしてお腹をなでる
犬にとって仰向けになってお腹を見せるという行為は、とても無防備で危険なため、野生の動物はほとんどこの姿勢にはなりません。
飼い主にお腹を見せてなでさせるということは、それだけ飼い主をリーダーとして信頼しているという証拠です。
ドアなどの出入りは飼い主が先
玄関やドアを出るときは、必ずマテをさせて飼い主が先に出るようにします。
大きな声で叱ったり、取り乱したりしない
犬から尊敬されるリーダーになるためには、大きな声で怒鳴ったり、慌てて取り乱したりしてはいけません。
常に余裕を持って平常心で優しく接するようにしましょう。
犬を人に慣らす
子犬が家や飼い主や家族に慣れてきたら、犬としての社会性を身につけるために、人に慣らしていくことが大切です。
これをしておくと、人に対して無駄吠えをしたり、むやみに攻撃的になることがなくなります。
今後トリマーやペットホテルなどに預ける時にも役立ちます。
友達や近所の人に会わせて、徐々にいろいろな人に会わせるようにしていきましょう。
正面から見つめない
かわいい子犬を見ると、かわいさゆえにどうしても見つめてしまいますが、犬にとって正面から見つめるということは攻撃を意味します。
最初のうちはあまり見つめずに、なるべく向き合わずに同じ方向を見るようにして、無視してもらうように伝えておくといいです。
しっぽを激しく振っていても必ずしも友好のサインとは限らず、緊張していたり、カーミングシグナルである場合もあります。
あくまでさりげなく接してもらいましょう。
いきなり駆け寄らない
かわいいあまり駆け寄ってしまう人もいますが、子犬はとても驚きます。
静かにゆっくり近づくようにしましょう。
むやみに触ったり、抱いたりしない
初対面でいきなり触ったり、抱いたりするのはやめましょう。
子犬が「この人は危険じゃない」と安心できるようになってから抱いてもらうようにするといいです。
また飼い主に抱っこされている状態で手を出すと、吠えられたり、咬まれたりすることがあります。
これはリーダー(アルファー)に守られ、強気になっているからです。
最初のうちは控えて、飼い主は攻撃的にならないように社会性を身につけさせるよう気をつけます。
犬をお留守番と外泊に慣らす
犬を飼っていると、どうしてもひとりぼっちでお留守番をさせたり、預けて外泊をしなければならないことがあります。
その時のために、お留守番や外泊の練習をさせておきましょう。
「お留守番の練習」
子犬をひとりぼっちに慣れさせる練習をします。
別の部屋やトイレに隠れて、数分間ひとりにして様子を見ます。
この時「いってきます」などと声をかけずに、さりげなく出て行って、気づいたらいなかったというふうにすることが大切です。
声をかけると、犬はひとりになったことをすぐに強烈に認識してしまい、犬の孤独感をあおることになるからです。
テレビやラジオをつけっぱなしにしたり、飼い主の臭いのついたものを置いていったり、大好きなおもちゃで遊ばせるなど工夫をしましょう。
「外泊の練習」
友人や親兄弟の家に外泊させる練習をします。
ケージ・サークル、トイレ、食器、おもちゃ、食事などを忘れずに持っていきます。
預ける人には、ポイントを伝えておきましょう。
また別れ際もさりげなく出て行くようにします。
迎えに行く際も興奮させすぎないように、平然とふるまいます。
ワンちゃんの気持ち
シッポを振る
犬は嬉しい時、喜んでいる時によくシッポで表現します。シッポを股より高い位置で振っているのは喜んでいるか、警戒して興奮している時です。低い位置で振っているのは怖がっている時でもあります。
上半身を低くする
前足と上半身を低くした姿勢でシッポを振っているのは、「遊んで、遊んで」のサイン。
足や体を左右に振っている時もあります。
顔をそむける
他の犬や人が正面から来た時に顔をそむけるのは敵意がないことを表すサイン。犬同士でいきなり顔を突き合わせるのは対決を意味しています。
あくびをする
ストレスを感じている場合があります。スキンシップの最中にあくびをしたら、やめてあげるとよいでしょう。
お腹を見せる
転がってお腹をみせるのは降参のサイン。
自分より強い相手に対して服従心を示しているのです。飼い主に甘えている時もあります。
体をブルブルする
濡れている時以外で体をブルブルとふるのは自分の緊張状態をほぐす動作です。他の犬に対して(敵意がない)ことを示していることもあります。
後ずさりをする
不安感が強いと犬は後ずさりして心も閉鎖的になっています。後ずさりする犬に人が近づいても決して懐くことがないのは、そのためです。
後ずさりしないように体を固定した上で、危険がないことを分からせていくことが大切です。
うなる
社交的ですが時にはうなったりします。
頭が良いだけに不都合を感じた事が再び起こると感じると、事前にうなって威嚇することもあります。
注意は必要ですが、理解力がありますからいけないということを教えましょう。
WanだふるStudy
ワンちゃんのお迎えにあたって必要な飼育準備品です。ワンちゃんが安心して生活できる環境を作ってあげましょう。
※必要に応じて少しずつ揃えていってもよいでしょう。
子犬を迎える準備品
ケージまたはサークル
ワンちゃんが安心で安全に過ごせる場所を用意してあげましょう。
(ベットとトイレが離れたタイプはしつけに便利です)
トイレトレー
シートにそのままするタイプと、メッシュタイプがあります。メッシュタイプはシートで遊んでビリビリ破ってしまう心配もありません。
ペットシート
トイレトレーにあったサイズのものを選びましょう。
レギュラーサイズ(小型犬用)とワイドサイズ(大型犬)があります。
新鮮なお水が飲める給水器
ペットボトルを付着するタイプが清潔で使いやすいです。
ベッド
ワンちゃんが安心して眠れるベッドはとても大切です。
ドーム型などもあります。
保温ヒーター
冬や寒い時の必需品です。
おもちゃ
おもちゃはいくつか与えてあげてくださいね。
お留守番の時の一人遊びにもなります♪
フード入れ
ステンレス製と陶器製のものがあります。
パピー用ドックフード
最初は今食べてるフードを付属いたしますので同じものをあげてください。別のフードに切り替えていく場合は少しずつ混ぜながら変えていってください。
キャリーバッグ
病院やお出かけ時に必要です。
くし(コ―ム)・スリッカーブラシ
短い毛の場合でも必要となります。
爪切り
専用の爪切りが望ましいですが、人間用でもOKです。
お散歩時のリード
ハーネスと併せてどうぞ!
シャンプー&リンス
犬用のシャンプーは皮膚のトラブルを防ぎます。
歯磨きグッズ
健康は歯から!いつも清潔を保って元気にしてあげましょう。
消臭剤
ワンちゃんと一緒に生活していると、どうしてもにおいが気になるものです。
ワンちゃんにも優しい消臭剤をおすすめします。
しつけ用品
粗相をしたところ、齧られて困る所にシュッと一拭き。
あると便利なグッズです。